【受賞報告】第4回学生向けアイディアコンテスト

2026.06.17 / 活動報告
早稲田大学 | 先進理工学研究科 先進理工学専攻 TD4:深澤 亮

2025年10月5日に開催された「第4回学生向けアイディアコンテスト」において、準グランプリを受賞しました。本コンテストでは、「ポータブル睡眠美容キット」と題し、現代人が抱える「眠れない」という課題に対して、睡眠、美容、健康を横断する商品アイデアを提案しました。

今回の提案では、「眠れない」という状態を、社会的要因、心理・生理的要因、環境的要因の3つに整理しました。仕事や学業などにより十分な睡眠時間を確保しにくい場合、ストレスや体調の変化により寝つきにくい場合、夜行バスや避難所など環境面で眠りにくい場合など、睡眠の課題は一つの要因だけでは説明できません。そこで、遮光、ノイズカット、温熱制御、バイブレーションによる寝過ごし防止、美容液パッド、アロマミスト、サプリメント等を組み合わせ、「持ち運べる深眠空間」を提供する商品として構想しました。

本コンテストには学部4年時から継続的に参加してきました。第1回大会では予選落ち、第2回大会では予選を通過したものの本選当日に講義と重なり棄権、第3回大会では本選に出場したものの受賞には至りませんでした。そのような経緯を経て、第4回大会で準グランプリを受賞できたことは、自分にとって非常に印象深い経験となりました。

また、今回は本選のわずか2日前に予選通過の連絡を受けたため、研究活動と並行しながら、急遽プレゼンテーション資料の修正や質疑応答対策を行う必要がありました。限られた時間の中で、アイデアの新規性だけでなく、誰にどのような価値を届けるのか、どのように実現可能性を説明するのかを整理することは大変でしたが、研究発表にも通じる貴重な訓練となりました。

PEP卓越大学院プログラムの必修科目である事業創造演習では、技術やアイデアを社会的価値や事業として捉え直す考え方を学びました。今回のビジネスアイディアコンテストでは、その学びを活かし、睡眠という身近な課題を、美容・健康・ライフスタイルを横断する商品提案として具体化することを意識しました。

今回の受賞は、単発の成果というよりも、継続的な挑戦の積み重ねとして得られたものだと感じています。準グランプリ受賞は大きな励みとなりましたが、同時にさらなる改善の余地も感じました。次回はグランプリの獲得を視野に入れ、今後も研究活動に加え社会実装や事業創造の視点を大切にしながら挑戦を続けていきたいと考えています。