【帰国報告】アメリカ合衆国 テネシー大学への留学体験について

2025.01.27 / 活動報告
早稲田大学 | 先進理工学研究科先進理工学専攻 TD3 渡部鴻人

こんにちは、早稲田大学博士後期課程1年(TD3)の渡部鴻人です。

2024/10/18〜2024/12/16に実施したアメリカ留学について、自身の体験をお話したいと思います。

今回、私はアメリカ・テネシー大学のFangxing Li教授のもとで約2ヶ月間、配電系統におけるSVR制御手法の開発に関する研究を行ってきました。Li教授は電力システム分野における第一線の研究者であり、国際的なトップジャーナルへ多数の論文を投稿しています。日々のミーティングを通じて、論文執筆のための思考プロセスや、国際的な研究に求められる視点を学ぶことができました。Li教授との議論は非常に鋭く、最初のうちは自身の研究を英語で的確に説明することに苦労しましたが、最終的には英語での議論に自信を持つことができました。

また、アメリカでの研究生活を通じて、国際的な共同研究の進め方や異文化環境での適応力を養うことができました。現地の研究室メンバーとも積極的に交流し、文化の違いを学ぶ貴重な機会にもなりました。特にテネシー大学の先生と一緒にハロウィンイベントに参加したことは、アメリカ文化を深く理解する良い経験となりました。

今回の留学は、研究者としてのキャリアにおいて非常に貴重な経験となりました。国際的な視点を持ち、グローバルな場で活躍できる研究者になるための第一歩を踏み出せたと感じています。帰国後もLi教授との連携を継続し、国際共著論文の執筆を進める予定です。

この貴重な機会を支えてくださった林先生や事務局の皆様、また研究留学を受け入れていただいたLi教授や研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の経験を活かし、今後も自身の研究をさらに発展させていきたいと思います!

テネシー大学電気工学科前で撮ったLi先生との写真
Li先生との研究グループ内でのミーティング
Li先生とのランチ