PEPの志望動機と抱負

2019.03.12 / 近況
大阪大学 | 工学系研究科 電気電子情報工学専攻 D1 : 福永 崇平

私がPEP卓越大学院プログラムを志望したのは、他分野に対する知見を広げ、掘り下げることで、現在取り組んでいる研究テーマに新たな価値を付加する可能性を模索するためである。私は主に次世代パワーデバイスを適用したパワーモジュールの電気・熱設計について研究している。しかしこれはパワーエレクトロニクス技術のほんの一部にすぎず、具体的にどのようなシステムに応用されるのか、あるいはどのように他の装置(デバイス)と協調しなければならないのかを学ぶ上で、パワーエレクトロニクス技術という分野はあまりに広い。このプログラムに参加することで、電気工学を含むエネルギー工学の最前線を体感するとともに、その課題を見つけだし、自身の研究のマイルストーンの一つとしたい。またこのプログラムは電力技術だけでなく材料・社会経済学を含む13大学連携という大規模な包括プログラムであり、これまで学会等では出会うことのなかった研究者との輪を広げ、互いの切磋琢磨や協調などの人脈の発展にもつなげたいと考えている。