研究留学in the USAの近況報告

2019.10.28 / 活動報告
早稲田大学 | 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻 博士後期課程2年(TD4):金子曜久

みなさんはじめまして。早稲田大学林研究室博士後期課程2年(TD4)の金子曜久です。

 

私は現在,PEP卓越大学院プログラムの海外長期派遣助成制度の支援を受け,10/5からアメリカテネシー州のKnoxvilleにあるThe University of Tennessee, Knoxville(UTK)という大学にて,研究留学を行なっております。

 

テネシー州のKnoxvilleの雰囲気を一言で伝えると,青空がよく見え緑も豊かでのどかなところです。

 

Knoxvilleの雰囲気

 

そんなKnoxvilleにあるUTKのキャンパスには,今年で225周年ということもあり歴史を感じさせるレンガ造りの風情あふれる建物があります。また,Neyland stadiumというアメリカンフットボール用のスタジアムがあり,シーズン中は街全体でテネシー大のアメフトチームであるTennessee Volunteersを応援しており,のどかな面もありつつ活気があります。

 

UTKのキャンパス内の様子①

 

UTKのキャンパス内の様子②

 

UTKのキャンパス内の様子③

 

私の留学先としてお世話になっている研究室は,UTKのElectrical Engineering & Computer Scienceに在籍されているKevin Tomsovic教授の研究室になります。Tomsovic教授は,電力システムのうち再生可能エネルギー電源が連系された送電系統の安定度などの解析を専門とし,DOE(アメリカ合衆国エネルギー省)やNSF(アメリカ国立科学財団)のPI(Principal Investigator)も兼任されている電力分野で著名な先生です。その先生と週に1度打合せの中で,先生の専門分野の知識を教えて頂きながら,自身の研究分野である配電系統の知見を組合わせた連携研究を行なっております。貴重な打合せの場を最大限活用しながら,送配電系統という大規模な問題に取り組むためには,考えるべきことがたくさんありますが,自身の成長につながるような有意義な毎日を過ごしております。

 

研究棟内の様子

 

研究用デスク

 

早いもので残すところあと2週間程度なので,このような貴重な機会を作ってくださった皆様への感謝の気持ちを忘れずに,今後の成長に繋がることを少しでも多く学べるように努めていきたいと思います。