プログラム担当者である小柳津 研一教授らの研究グループによる研究成果がプレスリリースされました。
高分子固体電解質をAIによる機械学習で自動設計する新たな手法を開発
【発表のポイント】
◆全固体二次電池で用いられる高分子固体電解質をAIによる機械学習で自動設計する新たな手法を開発した。
◆本手法の開発には、機械学習手法の工夫に加え、膨大な候補群の中から最適な分子設計を高速抽出するために量子インスパイアード技術である富士通の「デジタルアニーラ」※1を用いた。
◆本手法により、データ科学を活用した機能性材料の探索研究の効率化が見込まれる。
※1 「デジタルアニーラ」
現在の汎用コンピュータでは解くことが困難な組合せ最適化問題を高速に解く富士通独自の量子インスパイアード技術。
本研究成果は、2022年6月27日(月)に『Macromolecular Rapid Communications』のオンライン版で公開されました。
論文名:Automated Design of Li+-Conducting Polymer by Quantum-Inspired Annealing
【Macromolecular Rapid Communications】
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/marc.202200385
【早稲田大学HP】
https://www.waseda.jp/top/news/82180
ぜひご覧ください。