プログラム担当者である野田 優教授および早稲田大学理工学術院総合研究所のセンゲニ アナンタラジ次席研究員らによる研究成果がプレスリリースされました。
電極触媒の活性を評価する高精度手法を開発
【発表のポイント】
◆水の電気分解反応を具体的な対象として、サンプリング時間を短く設定することができる「サンプルドカレントボルタメトリー(SCV)」と呼ばれる方法を開発。
◆新たな方法は、従来の過渡応答法における過大評価問題を解決し、定常法における所要時間を短縮することができる。
◆電極触媒の活性をより高精度に評価できるため、電解槽を円滑に実用化することが可能となる。
本研究成果は、米国・電気化学会発行の『Journal of The Electrochemical Society』に、“Worrisome Exaggeration of Activity of Electrocatalysts Destined for Steady-State Water Electrolysis by Polarization Curves from Transient Techniques” として、2022年1月5日(水)にオンラインで公開されました。
論文名:Worrisome Exaggeration of Activity of Electrocatalysts Destined for Steady-State Water Electrolysis by Polarization Curves from Transient Techniques
【Journal of The Electrochemical Society】
https://iopscience.iop.org/article/10.1149/1945-7111/ac47ec/meta
【早稲田大学HP】
https://www.waseda.jp/top/news/78195
ぜひご覧ください。