プログラム担当者である関根 泰教授らのチームによる研究成果がプレスリリースされました。
低温で二酸化炭素を一酸化炭素へ資源化する新しい材料を発見
【発表のポイント】
■従来より低い500度以下の温度で、二酸化炭素を還元し一酸化炭素へ資源化する新しい材料(銅とインジウムの構造化された複合酸化物Cu-In2O3)を発見した。
■Cu-In2O3は低温でも酸化物イオンの移動が速く、酸化と還元を組み合わせることで二酸化炭素を効率的に資源化できる。
■社会実装が進めば、二酸化炭素削減に大きく貢献する技術となることが期待される。
本研究成果は、2020年12月23日(水)正午(英国時間)に英国王立化学会誌『Chemical Science』のオンライン版で公開されました。
論文名:Fast oxygen ion migration in Cu–In–oxide bulk and its utilization for effective CO2 conversion at lower temperature
【Chemical Science】
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2021/sc/d0sc05340f#!divAbstract
【早稲田大学HP】
https://www.waseda.jp/top/news/71391
ぜひご覧ください。