プログラム担当者である山梨大学・宮武 健治教授、早稲田大学・小柳津 研一教授らのチームによる研究成果がプレスリリースされました。
研究グループは、水素を可逆的に吸脱着可能なプラスチックシートを用いた充電式の燃料電池「全高分子形リチャージャブル燃料電池」を世界で初めて開発しました。
【概要】
■水素を可逆的に吸脱着可能なプラスチックシートを使い、何度でも充放電でき持ち運び可能な全高分子形燃料電池を世界で初めて開発した。
■一定電流密度において最長8分程度の発電を、50サイクル繰り返し充放電可能なことを確認した。
■発火の危険性がなく軽量で可搬性に優れているため、モバイル機器などへの応用の可能性がある。
本研究成果は、2020年10月9日(金)午前10時(英国時間)にNature系列誌『Communications Chemistry』のオンライン版で公開されました。
論文名:Rechargeable proton exchange membrane fuel cell
containing an intrinsic hydrogen storage polymer
【早稲田大学HP】
https://www.waseda.jp/top/news/70485
ぜひご覧ください。