【帰国報告】フランス サボア・モンブラン大学への留学体験について

2024.05.10 / 活動報告
福井大学 | 工学研究科・総合創成工学専攻 (TD3):西田 啓人

Bonjour! 福井大学 博士後期課程1年(TD3)の西田啓人です!
2024/1/4から2024/3/21にかけてフランス留学に行きましたので、ご報告させていただきます。私は、フランスのシャンベリーに位置するサボア・モンブラン大学(USMB)で約2カ月半、送電損失最小化のための遺伝的アルゴリズムの実装に取り組みました。現地では、同大学の数学研究室のLaurent先生とINESのSylvain先生のもとで活動を行いました。これまでは提供されているアルゴリズムを使うのみで、初めてのアルゴリズム実装であったため、なかなかうまく解が得られない日々が続きました。そんな中、Laurent教授とSylvain先生と根気強く議論を重ねることで、何とか突破口を見つけることが出来ました。普段とは異なる環境での研究活動は非常によい刺激となりました。

休日は、研究室の友達とスキーに行ったり、カフェでマカロンやクレープを食べたり、スペインやスイスにも行くことが出来て、非常に充実した日々を過ごしました。また、滞在中に誕生日を迎えたので、友達を家に招待して誕生日パーティーをしました。飲みきれないほどのワインももらいました。お返しとして、「私も漢字の名前が欲しい!」と言われることが多かったので、友達みんなの名前の漢字をプレゼントしました。

最後になりますが、福井大学 伊藤先生、高橋先生、重信先生や事務局の方々、なにより留学を受け入れてくださいましたLaurent先生、Sylvain先生、研究室のメンバーに感謝の意を表します。

Laurent先生(左)、Sylvain先生(右)と

 

研究室メンバーとの誕生日パーティー