こんにちは,東京都立大学 博士後期課程1年 (TD3) の野本賢俊です.
この度,2022/7/30–8/2に関西大学とオンラインのハイブリットで開催された12th International Conference on Environmental Catalysis (ICEC2022) にて,Presentation Awardを受賞することができました.
私の研究は,”バイオマス由来のメタノールから効率的かつ安定的に水素を生成できる触媒の開発”です.
メタノールはオンサイトで燃料電池に水素を効率的に供給できる水素キャリアとして近年注目されています.しかし,メタノールは現在石油などの化石燃料から製造されています.そのため,バイオマス資源から製造されたメタノールから水素を生成できる触媒の開発が望まれます.
本研究はカーボンニュートラルや水素エネルギーの発展に貢献できると考えています.
そのため,環境触媒の国際会議である当該学会に参加いたしました.
日本開催の国際会議でしたが,コロナの影響で私はオンラインでの参加となりました.
私は英語が得意ではないため,国際会議の口頭発表において上手く発表や質疑応答ができるか非常に不安でした.
しかし,PEPの活動で海外の方々と交流してきたことや,海外研修に参加してきた経験を活かして発表することができました.
国際会議で受賞することが出来て,改めてPEPに参加して良かったと感じております.
最後に,日頃からご指導いただいている宍戸哲也教授,三浦大樹准教授をはじめとした,これまで関わってきた多くの方々に,この場をお借りして御礼を申し上げます.
この受賞に驕らず,今後も研究活動に励んでいきます.